体外受精:胚移植
胚移植 · 受精卵 移植 · 凍結胚移植
医師が、細くやわらかい管で胚を子宮の中に移します。すぐに終わり、切ることはなく、通常は麻酔もいりません。
体外受精の大切な段階です。卵子を取って受精させたあと、胚が着床できるように子宮に入れます。
⏱ かかる時間: 移植は通常5〜15分、医療機関にいるのは1〜2時間ほどです

必ず医師に伝えること
準備のしかた
- ホルモン. 黄体を補う薬は、医師の方法どおりに続けてください。自分で何も変えないでください。
- 膀胱. エコーでよく見えるように、膀胱にほどよく尿をためて来るよう言われることが多いです。どのくらい飲むかは医療機関が伝えます。
- 食事. 通常、軽い朝食はかまいません。鎮静を使う予定なら、何時間食べないか確認してください。
- 当日. 香水や香りの強い化粧品は使わず、楽な服で来てください。
持ち物
- 身分証明書と医療機関との契約書
- 紹介状と検査の結果
- ホルモン補充の予定表
- 靴下。部屋が寒いことがあります
- 希望すれば付き添いの人
検査の流れ
- 部屋に呼ばれ、名前と胚の情報を確かめます
- 婦人科の診察台に横になります
- いつもの診察のように医師が器具を入れ、子宮の入り口をきれいにします
- 胚培養士が、胚の入った細い管を渡します
- 医師がエコーで見ながら管を子宮に入れ、胚を出します
- 胚が子宮に残ったか、管を顕微鏡で確かめます
- 数分横になって休み、そのあと帰れます
感じること
- 通常、婦人科の診察やおりもの検査と同じような感じです
- 下腹が少しきゅっとすることがあります
- 膀胱がいっぱいで苦しいことがあります。移植のあとすぐトイレに行っても、胚は出てきません
終わったあと
- 厳しい安静は必要ありません。ふだんどおり落ち着いて過ごしてください
- 通常、サウナ、熱いお風呂、激しい運動は避けるようすすめられます。医師に確認してください
- ホルモン補充は、決められたとおりに続けてください
- 妊娠の血液検査は、通常9〜14日後です。時期は医療機関が伝えます
- 早すぎる市販の検査は、まちがうことがあります
すぐに医師に連絡してほしいとき
- 強い腹痛、多量の出血、熱がある場合は、すぐに医師にかかってください
- おなかが強く張る、息苦しい、体重が急に増える、尿が少ない場合は、急いで医師にかかるか、救急車を呼んでください
よくある質問
胚移植のあと、横になっている必要がありますか?
いいえ。長い安静で妊娠しやすくなることはありません。落ち着いて過ごせば十分です。
トイレに行くと、胚が出てしまいますか?
いいえ。胚は子宮の中にあり、膀胱とはまったくつながっていません。
結果はいつわかりますか?
通常、9〜14日後のhCGの血液検査でわかります。早すぎる検査は、まちがった結果が出ることが多いです。